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2006.07.22 (Sat)

ハープ

オーケストラの一員としてのハープを除き、独奏を生演奏で聴く機会は少ない。
私もモーツァルトの「フルートとハープのための協奏曲」を2回と、発表会を一度聴いただけである。

私が通うレッスン教室のハープの先生が、来月のコンサートでハチャトリアンの「オリエンタル・ダンス」と「トッカータ」を演奏する。
オリジナルは「ピアノのための子供のアルバム第2集」に含まれている曲であるが、「ハープのための2つの小品」と題して楽譜が編曲出版されている。

この楽譜、ハープでは私が所持する唯一のものであるが、他の楽器の楽譜と違って見知らぬ記号が沢山ある。おまけに目立つのである。もちろん、どんな楽器でもその楽器独特の奏法があって、それなりの記譜や記号がある。
ヴァイオリン譜では、変わった記号といってもボウイング記号ぐらいではないだろうか。しかも目立つほどではない。ピアノ譜では、ペダルを離す菊の花のような記号がけっこう目立つ。


     
20060721235558.jpg     20060721235611.jpg

                       (写真をクリックすれば大きくなります)

この何かのロゴマークのようにも見える記号や、五線譜の上の記号と波線は共にハープの楽譜に現れる記号である。
CDを聴きながら譜面を追っていると、この記号の所ではどんな音が聴こえてくるのだろうと、見知らぬ土地の紀行エッセイでも読んでいるような気分である。

ロゴマークに見えるのはペダル記号で曲の冒頭、速度記号の上にあり、ペダルの最初のセッティング状態を表している。ハープにはペダルが7つあり、これで半音の上げ下げをする。丸印は左足で使うペダルで左からシドレを、棒印は右足で使うペダルで左からミファソラの順に並んでいる。
こうすることで、演奏中のペダル操作が楽になる。臨時記号が出てこなければ、ペダル操作が不要なこともある。ハ長調に移調して、白鍵だけで弾くようなものだろう。

波線の前にある記号は、前者が爪で弦を弾くしるしで、後者は響板を叩くことを指示している。共に波線のある間続くが、後者にはさらに響板を叩くリズムも書かれている。なお、響板を叩くのも拳であったり、手のひらであったりする。
この譜面では普通左手で弦を弾き、右手で響板を叩くが、これが逆であってもかまわない。

ちなみに、ハープは普通右肩に凭せ掛けて演奏するが、左肩に凭せ掛けて左右の手を逆に演奏することも可能である。この場合、楽譜の上段が左手、下段が右手になるだけで、指番号も変わらない。
ギターのように弦を張り替えて、左右を逆に演奏することが可能な楽器はあるが、何の細工も施さずに左右逆に演奏できる楽器は珍しいのではないだろうか。

ハープの楽譜には、この他に響板近くで弾く、音を止める(響かさない)、ペダル操作など結構目立つ記号が多くある。
ただ、これらの奏法を知ってしまうと、CDを聴きながら譜面を追っていても、旅行ガイドブックを読んでいるようで面白くなくなってしまうのだが。

【More・・・】

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最近聴いた曲
[録音]
アッペルモント:交響曲第1番「ギルガメッシュ」
貴志康一:  日本スケッチ
ジョリヴェ:   ハープ協奏曲
高橋伸哉:  海峡の歌
チャンス:    朝鮮民謡の主題による変奏曲
外山雄三:  吹奏楽のためのラプソディー
ハチャトリアン: 組曲「仮面舞踏会」、ピアノ協奏曲、子供のアルバム第2集~「オリエンタル・ダンス」・「トッカータ」
バルトーク:  組曲、小組曲、戸外にて
ヒナステラ:   3つのアルゼンチン舞曲
ピアソラ:    ピアノのための組曲、ピアノのための組曲第2番、3つのプレリュード
ピエルネ:   ハープ小協奏曲
ビジョルド:   エル・チョクロ
ラフマニノフ:  交響曲第2番
ロドリゲス:   ラ・クンパルシータ

レッスン・メモ
[第2楽章]
56~57小節:56小節最後の3rdポジションへの移動を57小節最初に変更する

テーマ : 楽器 ジャンル : 音楽

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*Comment

■ハープに

ペダルがあること自体、初めて知りました。
楽器を習おうと思う方の中で、ハープを習おうと思い、かつ習える方って少ないのでしょうね・・・
身の回りにハープ奏者がいないと、なかなかきっかけがないのでは。
それとも、独特の楽器の魅力に突然とりつかれてしまうのでしょうか・・・
楽譜などもなかなか手に入りにくいのでは・・・と思います。
c-tail |  2006.07.24(月) 22:15 |  URL |  【コメント編集】

■スカートの下に

隠れてしまっているので、気付きにくいかもしれませんね。男性ハーピストの演奏を見ればわかるかも。ウィーンフィルは男性ハーピストですね。

私の通う教室では、4人の先生が週に5日レッスンを持っていらっしゃいます。今回演奏される先生だけでも20人ほど教えていらっしゃるので、多分50人以上の生徒さんがいらっしゃるのでしょう。
ハチャ |  2006.07.24(月) 23:45 |  URL |  【コメント編集】

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